北関東で根強い人気を誇るモギカバン店。妥協のないものづくりと豊富なバリエーションが注目の工房です。最新情報や工房の取り組みについて独自の視点で徹底調査!さらに実際に購入した先輩ママさんからの口コミも掲載中です。 2023年度モデルの資料請求受付中!詳しくはこちらから>>
目次
1.どんな工房?2023年モデルの傾向は?
北関東に高いシェアを持つ老舗ブランド
昭和4年(1929)に群馬県桐生市で創業したモギカバン店は、2019年に90周年を迎えた老舗。桐生本店のほか、栃木県足利市と群馬県太田市に直営店を持ち、北関東エリアに強い地盤を持つメーカーです。
背板と本体を接合するヘリ部分を手縫いで仕上げるなど、品質を追求した妥協のないものづくりを行っています。
デザインが幅広く、好みのランドセルを選べる
最高級素材を使って職人技の粋を極めたモデルから、刺繍や鋲でオシャレに仕上げた人工皮革モデルまで、全184もの型・色を幅広く取り揃えているモギ。素材やデザインのバリエーションが豊富で、どんなランドセルを求める方でもお気に入りの1点を見つけられそうな品揃えです。
その半面、各モデルの特長がつかみにくく、どれが自分に合ったランドセルなのか判断が難しいことも。じっくり向き合ってランドセル選びをしたい方にオススメのメーカーです。
サンプル貸出サービスあり
モギのランドセルを実際に見られるのは、北関東にある直営店3店舗のほか、東京・神奈川・埼玉で開催される展示会のみ。 そのため、遠方に住む方も実際にランドセルを手に取れるように「サンプル貸出サービス」を行っています。 返送料のみかかりますが、家にいながら実物を確かめることができるのはうれしい限り。人気のサービスなので、申込はお早めに!詳しくはこちらから>>
申込方法 | 電話で申し込み。Tel 0277-22-3824 |
受付日時 | 月・火・木・金 10:00~18:30 |
注意事項 | 返送送料の負担が必要。遠方の方へのサービスのため、直営店より15㎞以内の貸出し除外地域あり。 |
2.上質素材を適正価格で!
価格帯 | ★★★☆☆(標準的) |
いちばん安いモデルは? | 55,000円(税込)/たくみプレミアムの一部のカラー(人工皮革) |
天然皮革モデルの最安値は? | 64,900円(税込)/たくみスタンダードスムース(牛革) |
いちばん高いモデルは? | 198,000円(税込)/コードバンマエストロ |
極上素材を使ったモデルがお買い得
モギのランドセルで人気が高いシリーズといえば、やはり「コードバン」。4種類のモデルはすべて10万円前後と決して安くはないのですが、厳選したコードバンを使い、内張りにも豚革を使用していることを考えると、お買い得ともいえる価格です。
また、牛革にも並々ならぬこだわりを持っているモギ。スムース、ボルサ、クラシコと名付けた3種類を使い分け、それぞれの個性を活かしたモデルを展開していますが、その価格帯は6万5千円~8万2千円と、とっても良心的!良い素材のランドセルをお値打ち価格で手に入れたい方にはおすすめです。
3.全184の型と色。バリエーション豊富!
王道ランドセルから今ドキのキラキラ満載ランドセルまで幅広い
昔ながらのクラシカルな雰囲気を漂わせるランドセルから、刺繍やスパンコール、ハートや星形のチャームをあしらった可愛らしいランドセル(「プリズミックス」シリーズ)まで、あらゆるデザインを取り揃えているモギ。お気に入りのデザインが見つけられるメーカーと言えそうです。
ただ、バリエーションが豊富すぎるあまり、違いを見極めるのが難しいという面も。カタログやWEBだけで各モデルの特長を把握しづらいため、じっくり時間をかけて選ぶ余裕がないという方にはオススメしにくいメーカーです。
ヘリのある従来型とヘリのないキューブ型、両方あり
ヘリというのは、本体と背あてを縫い合わせた部分のことを指します。最近のランドセルには、ヘリがある昔ながらのタイプと、ヘリを無くしてすっきりシルエットに仕上げたタイプの2種類があり、それぞれの作業工程が大きく異なることから、とくに工房系のメーカーでは、どちらか1種類だけを扱うことが多くなります。
そんななかでモギは、この両方のタイプを取り扱っている数少ないメーカーです。珍しいのは、牛革や人工皮革だけでなく、コードバンでも「キューブスタイル」のランドセルをつくっているところ。どの素材をチョイスしても、好みのシルエットが選択可能なのは嬉しいですね。
2023年モデルの新色は?
2023年モデルのランドセルにも新色がたくさん追加されました。昨年から人気も高い流行のくすみカラーが大幅に増えた印象です。「ストロベリーラテ」や「エンジェルピンク」などカラー名も可愛らしいですね。素材や形はもちろん、色にもこだわってお気に入りのランドセルを探せそうです。
オススメデザイン1・「たくみ プレステージ スムース」
モギの牛革ランドセルの最高峰に位置付けられている「たくみ プレステージ スムース」。贅沢な素材を使って職人の熟練技でつくられた、風格たっぷりのランドセルです。美しい光沢を持つスムースレザーは、使い込むほどに艶を増していきそうな風合い。内装は豚革で、かぶせと本体の間に継ぎ目がない一枚革仕上げの「アメ豚一枚通し総内張り」となっています。全13色。82,500円(税込)。
プレミアム感があってステキね!
オススメデザイン2・「ユニバーサル スタンダード」
すっきりしたキューブスタイル、体型に合わせてスライドする金具「ミラクルロック」搭載、かぶせ部分のヘリ巻きやファスナーの色アクセントにしたデザインなど、最近のランドセルの主流である機能・デザインを網羅している「ユニバーサル スタンダード」。シンプルで上質、かつ、さりげなくオシャレなモデルをお探しの方にぴったりです。全15色。66,000円(コンビカラーは67,100円・税込)。
2023年新モデルの「 ユニバーサルリセ」
今年新しく登場したパリへのオマージュ「ユニバーサルリセ」。パリの街からインスパイアされたニュアンスカラーがおしゃれなモデルです。金具類もすべてソフトシルバーで上品な雰囲気が感じられますね。72,600円(税込)。
スタイリッシュな「SHINICHIRO ARAKAWA × MOGI コラボモデル」
桐生市出身のデザイナーである荒川眞一郎が創立したブランド「SHINICHIRO ARAKAWA」とのコラボランドセルも登場しました。特殊加工をしたオリジナルの牛革にアクセントで赤色のラインが入っているスタイリッシュなモデルです。内装も黒色で統一されていてかっこよさが際立ちます。コラボモデル限定の名入れサービスもあるので、愛着が湧くこと間違いなしですね。88,000円(税込)。
4.モギのランドセルの機能性は?
いちばん軽いモデルは? | 約1,160g/たくみプレミアム、たくみプレミアムドゥエ(人工皮革) |
天然皮革モデルの最軽量は? | 約1,330g/たくみスタンダードスムース(牛革) |
いちばん重いモデルは? | 約1,690g/コードバンマエストロ(コードバン) |
A4フラットファイル | 対応 |
マチ幅(内寸) | 12.5~13㎝(モデルによる) |
オートロック | 採用 |
背カンの形状 | ウイング背カン |
持ち手 | あり(取り外し不可) |
反射素材 | 側面(反射材、反射鋲) |
重さも機能も問題なし!
A4フラットファイル対応、オートロック搭載、持ち手採用など、近年の主流である機能をもれなく備えているモギのランドセル。安心して子どもに使わせることができるランドセルです。
重さは標準的(素材によっては重め)ですが、背中にフィットしてラクに背負える「ウイング背カン」を採用することで、身体にかかる負担を軽減し、より軽く背負える工夫がしてあるのが良いですね。
5.モギのランドセルに6年間保証はある?
6年間保証 | あり(通常の使用において故障が生じた場合は無料・誤った使用による場合、修理箇所によっては有償) |
ランドセル工業会 | ー |
安心の6年保証
通常の使用において故障した場合は、入学より6年間無料で修理してくれるモギ。6年間の使用に耐えうる品質に自信を持っているからこその保証です。 修理期間中は代替ランドセルも貸してもらえるので安心です!
しかし、高温になるところに置いたり、上に乗ったり座ったり、固く鋭利なもので引っ掻いたり刺したりした場合などは、修理箇所によって有償修理となるとのこと。お子さまが大切に使ってくれると助かりますね。
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工房によって違う!ランドセルの6年間保証を徹底比較2022
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6.完売時期は?いつ買うのがベスト?
コードバンが世界的に入手困難となってきている今、それでもコードバンランドセルを作り続けることにこだわるモギ。年々人気が高まっていることもあり、コードバンシリーズはモデル数も増えています。
限定数販売のモデルも。
2022年モデルは「コードバンマエストロ」と「コードバンプレステージLE」が各色10~30本の限定販売となっていました。コードバンシリーズは数量限定販売で、昨年は4月中旬に完売するカラーが出始めました。
早めのアクションが必須!
モギのランドセルは他のモデルも人気が高く、コードバンシリーズと同時期に完売のものが出ていたので、気になる型・色がある方は、早めのチェックと決断がおすすめです。(2022年入学用ランドセルは11月30日に受付終了になりました。)
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ランドセルはいつ買う?人気工房11社の過去売り切れ時期&2023年最新情報!
目次 人気工房の過去完売情報とトレンドを紹介 1.黒川鞄工房 2.MOGI モギカバン 3.土屋鞄製造所 4.鞄工房山本 5.羽倉のランドセル 6.中村鞄製作所 7.萬勇鞄 8.カバンのフジタ 9.池 ...
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7.どこで買える?ショールーム&展示会情報
所在地(本社) | 群馬県桐生市本町5-369 |
電話番号 | 0277-22-3824 |
ショールーム | ■桐生本店 群馬県桐生市本町5-369 ■足利店 栃木県足利市朝倉町245-5アピタ コムファーストS.C.2F ■太田店 太田市新田市野井町556-1ジョイフルホンダ ニコモール1F |
展示会で早めのアプローチを!
モギでは、2023年モデルの展示会を計7回開催予定です。実際にランドセルを背負ったり、背負った姿の写真やビデオを撮影することができます。毎年販売終了時期が早まっているようですが、 当日は会場での販売予約も受け付けているようなので気になるランドセルがある方は早めの注文がおすすめです。
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コロナ禍のラン活も安心!オンライン相談やランドセル貸出サービスまとめ 2023【展示会予約情報も】
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8.【モギカバン店(MOGI)のランドセル】口コミ&写真を大公開!実際に使うとどう?
妥協のないものづくりと幅広いラインナップが魅力のモギカバン店。豊富なバリエーションの中からお気に入りを見つけるためにも、モギカバン店のランドセルを実際に購入した方の口コミをチェックしていきましょう!※使用環境により、ランドセルの状態には個人差があります。
モギカバン店 たくみプレステージスムースの口コミ
素材の美しさが魅力!
あい/女の子/小学1年生/2022年2月回答
◆色:ボルドー◆素材:牛革 ◆購入の決め手は?:色、素材、現物の確認(店舗が近隣にあるなど) ◆故障は?:ない ◆カバーは?: 雨の日のみ付けている
良かったところ
実際に何店舗かランドセルの展示会に行き、質感とデザイン、値段を考慮して決めました。アメ豚一枚通し総内張り仕立てモデルの名入れサービスで世界に一つだけのランドセルになり、記念にもなりました。
ココが残念
素材にこだわっているモデルなので少し重く感じるかもしれません。
口コミ募集中!
モギカバン店(MOGI)のランドセルの口コミ と現在のランドセルの写真を募集しています。現在小学生のお子様が モギのランドセルをご使用の方は、ぜひご連絡下さい!
運営元 一般社団法人 くらしのいいもの研究所
E-mail info@iimono-labo.jp
9.まとめ
モギの最新情報やランドセルの特長、口コミをチェックしてみましたが、いかがでしたでしょうか?
創業以来90年、丁寧なものづくりを続け、北関東では根強い人気を誇るモギ。素材の良さをひきだす深みのある色や上品なデザインも魅力的です。種類豊富にさまざまな選択肢が用意されていますので、ぜひ候補に入れてじっくりと検討してみてくださいね!
モギのランドセルがオススメなのはこんな方
- こだわり素材のランドセルをお値打ち価格で手に入れたい
- キューブ型のコードバン希望
モギのランドセルをオススメしないのはこんな方
- じっくり選ぶ時間がない
- アレコレ調べて選ぶのがめんどくさい
- お店でじっくり比較したいけれど、関東圏在住ではない